- コンテンツ管理システム基盤の最新版が遂にリリース

みなさんこんにちは。ミントジャムスは2日、Content Repositoryの最新版となるContent Repository 3.0を発表しました。今回はこのコンテンツ管理プラットフォームの最新版であるContent Repository 3をご紹介します。
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Content Repository 3とは?
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Content Repository 3とは、Javaで開発された"JSR 170: Content Repository for Java technology API"に準拠したリポジトリー実装系です。オープンソースであるため、誰でも無償で使用することができます。また、BSD Licenseで配布されているため商用利用も可能です。
Content Repository 3は、サーバーサイドのアプリケーションのため、動作環境はApache Tomcatなどのアプリケーション サーバーになります。AlfrescoなどのECM製品と違ってすぐに使えるWebクライアント、ドキュメント管理、ワークフローといった機能は付属しませんが、同様の機能を必要に応じて追加できるアドインという仕組みを提供します。
Content Repository 3では、アドインの管理にOSGiフレームワークを採用したことにより、アドインのデプロイが簡単になり、Web管理コンソールからアドインの追加や削除が可能になりました。また、特別な形式にビルドしなくても、Eclipseプラグイン開発環境で作成したプラグインを、そのままアドインとして使えるように改善されています。
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Content Repository 3の特長
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では、次にContent Repository 3の特長について見ていきたいと思います。
・柔軟性や拡張性に優れている
Content Repository 3は前述したとおり、アドインによって機能拡張が可能です。アドインによって実現できることはさまざまです。Content Repository 3には、ユーザー認証を行うログイン モジュールというコンポーネントや、コンテンツのアクセス コントロールを行うアクセス マネージャーというコンポーネントがありますが、例えばOpenIDでユーザー認証するログイン モジュールを追加したり、SAMLやXACMLといったアクセス制御プロトコルを使って、コンテンツのアクセス コントロールを行うアクセス マネージャーを追加できます。追加したコンポーネントに管理機能が必要ならば、Web管理コンソールにコンポーネントの詳細な管理ページを追加することもできます。ドキュメント管理やワークフローといったアプリケーション サービスもアドインとして追加可能です。ただし、アドインを作成するにはContent Repository 3のAPIと、どの部分を拡張するのかが定義された「拡張ポイント」について学ぶ必要があります。
・WebDAVをサポートしている
WebDAVとは、WWWでファイルの転送に使われているHTTPを拡張して、クライアント (Webブラウザーなど) からWebサーバー上のファイルやフォルダーを管理できるようにした仕様です。Windowsでは、エクスプローラー (Windowsが内蔵しているファイルやフォルダーを管理するツール) やInternet Explorer、Mac OS Xではファインダー (Mac OS Xが内蔵しているファイルやフォルダーを管理するツール) がWebDAVをサポートしています。Content Repository 3はWebDAVによるアクセスをサポートしていますので、Web上にファイル サーバーを構築し、こうしたWebDAVクライアントを使ってドキュメントやイメージ、ムービーなどを共有できます。また、クライアントがバージョン管理プロトコル (DeltaV) に対応していれば、ドキュメントの変更履歴を管理することも可能です。
・属性検索および全文検索に対応
Content Repository 3は、保存されたコンテンツの検索インデックスの作成と全文検索が可能なため、たとえばContent Repository 3をベースにメール サーバーを構築すれば、メールの全文検索が可能になります。また、メールに属性 (プロパティーやタグ) を設定して分類、整理するなど、より便利で使いやすいメール環境を構築できます。もちろん属性による検索も可能です。
・あらゆるアプリケーションの基盤として
Content Repository 3は、ドキュメント管理、グループウェア、SNS、CMS、シングル サインオン サービス、インスタント メッセージ、ファイル共有サーバー、Webメールなど、ほとんどのアプリケーションの基盤として使うことが可能です。更にこれらのアプリケーションをWeb上に構築できるのは勿論のこと、Webサービスとして公開することもできます。
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Content Repository 3を利用するメリット
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Content Repository 3の特長をご理解いただいたところで、次に利用するメリットについて見ていきたいと思います。
・既存システムとの連携
Content Repository 3には他システムと連携するための仕組みがあるため、既存のActive DirectoryやLDAPに接続してユーザー認証したり、OpenIDなどのリモート認証サーバーと連携することも可能です。Content Repository 3にあらかじめ用意された拡張ポイントを使うことにより、さまざまな連携が可能になります。
・軽量で導入が簡単
Content Repository 3は前述したとおり、特定のアプリケーションサービスを提供せず、コンテンツ管理の枠組みだけを提供することで、非常に軽量で、柔軟性に優れたプラットフォームになっています。Content Repository 3はWebアプリケーションですので、既存のTomcatがあるならデプロイするだけでインストールは完了しますし、JREとTomcatがバンドルされたContent Repository 3の配布もされています。
・低コストでの導入が可能
Content Repository 3はオープンソースであるため、商用利用も含め、無償で使用することができます。導入や開発時にサポートが必要な場合には、有償サポート サービスを利用できます。
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Content Repository 3の今後
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Content Repository 3は現在、バージョン3.0.1が正式版としてリリースされており、 SourceForge.netのWebサイトからダウンロードが可能です。
ミントジャムスでは今後、Content Repository 3上でWebサービスを公開するための基本機能や、LDAP用のログイン モジュール、日本語文書向けのテキスト分析コンポーネントなどをアドインとして公開していく予定です。
また、"JSR 283: Content Repository for Java Technology API Version 2.0"への対応も行っていきます。
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今回はContent Repository 3の概要についてお話ししました。今まで導入コストが高かったコンテンツ管理システムも、Content Repository 3を使うと、低コストで、しかも要求に応じて自由に構築できそうだということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
これからもContent Repository 3のインストールや、Eclipse上で開発する時の準備などを解説していきたいと思います。
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2008-04-14
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