さて、Tomcat 5.5 が無事インストールできました。次はいよいよ Content Repository 2.0 サーバソフトウェアをインストールします。
■MintJams サイトへログイン
Content Repository 2.0 サーバソフトウェアをダウンロードするには、ミントジャムスのサイトにログインする必要があります。まずは、ミントジャムスの Web ページからログインします。まだアカウントを持っていない場合は、Web ページの右上にある「登録」をクリックしてアカウントを作成してください。
図8 ミントジャムスの Web ページ
■Content Repository 2.0 サーバソフトウェアのダウンロード
ミントジャムスが公開する以下の Web サイトより、「Content Repository 2.0 サーバソフトウェア」をダウンロードします。
この Web ページには、Content Repository 2.0 サーバソフトウェアの最新リリースをダウンロードするためのリンクがあります。今回は「Content Repository Server 2.0.5 for Tomcat 5.5」をクリックします。
図9 Content Repository Server 2.0 のダウンロードページ
ファイルのダウンロードを開始するダイアログが表示されたら、適切な作業用フォルダに保存してください。
続けて「Content Repository Server Core」評価版ライセンスファイルもダウンロードします。「Multi Platform - ライセンス(評価版)」の下にある「mcr.core.cer」をクリックします。ファイルのダウンロードを開始するダイアログが表示されたら、適切な作業用フォルダに保存してください。
■Content Repository 2.0 サーバソフトウェアのインストール
次に、ダウンロードしたファイル「mcr-server-2.0.5-tomcat.zip」を展開します。展開したフォルダには、次のファイルが含まれています。
- License.rtf
- NOTICE.txt
- README.html
- repository.xml
- ROOT.war
このうちインストールに使用するのは、repository.xml と ROOT.war です。repository.xml は Content Repository 2.0 サーバソフトウェアの設定ファイルで、ROOT.war はサーバアプリケーション本体です。それではインストールしましょう。
はじめに以下フォルダを作成します。
C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5\mintjams-license
このフォルダはContent Repository 2.0 サーバソフトウェアのライセンスファイルを配置するためのフォルダです。続いてこのフォルダに、ライセンスファイル(mcr.core.cer)をコピーします。
次に repository.xml を以下フォルダにコピーします。
C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5\conf
repository.xml は、何も編集せず、このまま使用しても動作に問題はありません。デフォルト設定では、以下のフォルダにリポジトリフォルダが作成され、ファイルが保存されます。
C:\Program Files\Apache Software Foundation\Tomcat 5.5\repository
製品の評価段階では、デフォルトのまま動作させても問題ないかもしれませんが、今回は実際に運用することを前提に解説しています。運用が始まれば、数十万から数百万という数のファイルがリポジトリに保存される可能性があります。「Program Files」フォルダ以下にファイルが保存されてしまうのでは、何かと不都合になることもあると思います。そのような場合は、repository.xml を編集してリポジトリフォルダの場所を変更します。
編集するのは 8 行目あたりにある以下の 1 行です。テキストエディタで開いて書き換えてください。(文字コードが UTF-8 であることに注意してください)
<set name="repositoryHome">${catalina.home}/repository</set>
「${catalina.home}/repository」と設定されている部分を、適切なパスに書き換えます。
<set name="repositoryHome">D:\repository</set>
今回は「D:\repository」にリポジトリフォルダを作成することにしました。この「repository」フォルダは、Content Repository 2.0 サーバソフトウェアが開始されると、自動的に作成されます。
リポジトリフォルダの設定ができたら、サーバアプリケーション本体である ROOT.war を Tomcat 5.5 に配備します。Tomcat 5.5 が停止している場合は、ここで起動しておいてください。
Tomcat 5.5 には Web ブラウザからアプリケーションをデプロイできる「Tomcat Webアプリケーションマネージャ」というツールがあります。Content Repository 2.0 サーバソフトウェアもこのツールを使ってデプロイすることが可能です。それでは「Tomcat Webアプリケーションマネージャ」へアクセスしてみましょう。
図10 Tomcat Webアプリケーションマネージャの認証画面
認証画面に Tomcat 5.5 のインストール時に入力したユーザ名とパスワードを入力します。
図11 Tomcat Webアプリケーションマネージャの画面
現在配備されているアプリケーション、サーバ情報が確認できます。次に、「Welcome to Tomcat」アプリケーションの右にある「停止」をクリックし、「Welcome to Tomcat」アプリケーションを停止します。確認画面が表示されたら「OK」をクリックします。
続けて「Welcome to Tomcat」アプリケーションの右にある「配備解除」をクリックし、「Welcome to Tomcat」アプリケーションを削除します。確認画面が表示されたら「OK」をクリックします。
次に「配置」「WAR ファイルの配備」の下にある「アップロードするWARファイルの選択」の参照ボタンをクリックします。「mcr-server-2.0.5-tomcat.zip」を展開したフォルダにある ROOT.war を選択し、「配備」をクリックします。
図12 Content Repository 2.0 サーバソフトウェアを配備した画面
アプリケーションの一覧に「MintJams Content Repository」が表示され、Content Repository 2.0 サーバソフトウェアが配備されたことを確認できます。
■Content Repository 2.0 サーバソフトウェアの動作確認
では最後に仕上げとして、Content Repository 2.0 サーバソフトウェアの動作を確認してみましょう。Web ブラウザを開き、以下の URL を入力します。
図13 Content Repository 2.0 サーバソフトウェアの認証画面
このとき、図 13 のような認証画面が表示されれば、Content Repository 2.0 サーバソフトウェアは正しく動作しています。では「manager/changeit」(初期の管理ユーザ名とパスワード)を入力して「OK」ボタンをクリックしてください。
図14 Content Repository 2.0 サーバソフトウェアの Web 画面
まだファイルを保存していないため、ファイルの一覧は表示されませんが、Content Repository 2.0 クライアントソフトウェアや Windows Explorer からファイルを保存した後で再度アクセスすれば、保存されているファイルの一覧を確認することができます。
今回は Content Repository 2.0 サーバソフトウェアをインストールし、具体的な導入方法について解説しました。Content Repository には、ユーザやグループ、ファイルのアクセス権を簡単に管理することができるツールがあります。
次回は、管理ツールを使って、ユーザやグループを登録し、アクセス権を付与することにより、クライアント側がどのように動作するのかについて解説します。